きくらげの爆発が怖い~調理方法が間違っているの?
きくらげに電子レンジは使える?
きくらげを電子レンジで加熱すると爆発すると言われることもありますが、使う方法によります。
水で戻したきくらげを、レンジで加熱しても爆発はしませんが、危ないのは乾燥きくらげを水で戻すときです。
時間のない時に耐熱容器に水を張って、乾燥きくらげを入れて短時間で戻す方法がありますが、この方法は注意が必要です。
この場合、加熱しすぎると場合によっては 突沸現象 が起こります。
突沸すると爆発したようになります。
加熱時間は30秒~1分程度にして、加熱しすぎないようにしておきましょう。
また、きくらげはなるべく小さく刻んでから加熱しましょう。
そのまま加熱すると、きくらげが膨張して風船が爆発するように、きくらげが破裂する事があります。
きくらげを炒めると弾けるのはどうして?
油を引いたフライパンに真っ先にきくらげを入れて炒めるのはNGです。
その理由は、水分を多く含んだきくらげと油の相性が悪いからです。
油の中に水滴を落とすとはじけ飛びます。それと同じように、きくらげもはじけ飛んでしまいます。
先に肉や野菜などほかの食材を入れた後、最後にきくらげを投入しましょう。
きくらげの炒める時間はちょっと火を通すだけで食当たりの心配はなくなるので、安心して食べられます。
きくらげの正しい使い方|生きくらげは湯通しが必要?
生きくらげは根元についているかたい石づきをキッチンばさみなどで取り除きます。
乾燥きくらげは水で6時間くらいかけて戻します。
砂糖を少し入れる事で戻す時間を短縮できます。
時間がない時は熱湯で戻すこともできますが、この方法はあまりおすすめはできません。
生のきくらげや水で戻したきくらげは食当たりの心配があるので、火を通してから使用しましょう。
火を通すと言っても茹でるとかではなく、軽く湯通しする程度で大丈夫です。
やり過ぎると食感が損なわれたり、栄養分が流失してしまいます。
水で戻したきくらげの保存期間はどれくらい?
乾燥きくらげを水で戻すと6時間くらい掛かるので、急いでいる時やすぐに使いたい時には不便です。
なので一度にある程度まとめて水で戻しておくことをおすすめします。
水で戻した乾燥きくらげは、ラップに包んで冷蔵庫で1週間、冷凍で1か月程度保存できます。
使う時に軽く水で洗って、湯通しするだけですぐに使えるので便利です。
使うときにきくらげにヌメリが出ている場合は使うのをやめましょう。
腐敗している可能性が高いです。
サラダに使いたいときは湯通しは必要?
サラダにきくらげを使う場合は湯通しが必要です。
熱湯に30秒程度入れる事で食中毒を防げます。
酢の物にする時もサラダと同様に、軽く湯通ししてから使いましょう。
また、炒め物や揚げ物、スープにきくらげを入れて食べる場合は湯通しは不要です。
加熱されるからです。
ポイントは一度でも火を通すと良いと言う事になります。
きくらげは低カロリーで腹持ちが良い食材!
ラーメンやカップ麺などを食べてちょっと足りないと思った時は、きくらげを一緒に入れて食べる事で腹持ちが良くなります。
またきくらげは低カロリーなのに栄養豊富な食材なので健康志向の高い方やダイエット中の方にもオススメ!
きくらげはカルシウムや鉄、ビタミンD、マグネシウムや食物繊維など体に嬉しい成分を多く含んでいます。
サラダにきくらげを入れて食べれば、罪悪感なく満腹感を得られます。
きくらげの正しい調理法~まとめ~
乾燥きくらげをレンジで戻す場合は、爆発を防ぐため加熱のし過ぎに注意しましょう。
フライパンで炒める時は、キッチンペーパーなどできくらげの水分を取ってから、他の食材を入れた後で最後に炒めましょう。
生や水で戻した乾燥きくらげは、食中毒防止のため、湯通ししてから使いましょう。
サラダや刺身など生できくらげを食べる時は湯通ししてから使いましょう。
きくらげは低カロリーで腹持ちも良く、栄養豊富な食材です。
コリコリとした食感もおいしいので天ぷらや炒め物、スープや酢の物、サラダなどに入れて積極的に摂り入れましょう。