ヘルシーで低脂肪＆高タンパク質な食材であるカッテージチーズはダイエット食としても人気が高いですね。
牛乳とレモン又は酢があれば比較的簡単に作れることからご自分で作る方も多いです。
そんなカッテージチーズに粒タイプとうらごしタイプがあるのですが、ここではその違いについて説明していこうと思います。
カッテージチーズ粒タイプとは
チーズの一種であるカッテージチーズの粒タイプは、その名前の通り小さな粒状のテクスチャ（質感・食感）を持つカッテージチーズになります。
通常カッテージチーズは牛乳を凝固させて、その後カードをかけて細かい粒に分けることで作られます。
粒タイプのカッテージチーズは、凝乳が大きな塊にならずに細かい粒状のままであるため、より粗い質感と食感があります。
粒タイプのカッテージチーズは一般的には柔らかく、湿ったテクスチャで、クリーミーな味わいです。粒の大きさは多少バラつきがありますが、だいたい米粒程度の大きさです。
粒状のテクスチャが粒タイプの大きな特徴であり、他のチーズとは違った食感を楽しむことができます。
カッテージチーズうらごしタイプとは
カッテージチーズのうらごしタイプは、粒タイプのカッテージチーズよりもなめらかな食感を持つタイプのチーズになります。
通常のカッテージチーズは、小さなチーズのかけらが詰まったような粒状の構造をしていますが、うらごしタイプはその構造をなめらかなペースト状にするために裏ごしして製造されています。
うらごしタイプのカッテージチーズは、チーズの成分をすりつぶしたり、裏ごし器を使用してなめらかにすることで、チーズの粒状の質感や食感がなくなり、滑らかでクリーミーな口当たりが生まれます。
うらごしタイプのカッテージチーズは、滑らかでクリーミーな味わいが特徴ですが、風味や栄養価は通常のカッテージチーズと似ています。
カッテージチーズ粒タイプとうらごしタイプの違いとは
カッテージチーズの粒タイプとうらごしタイプの主な違いは、チーズの食感と製造方法にあります。
テクスチャー（食感）
製造方法
これらの違いにより、粒タイプのカッテージチーズはチーズの粒があり、食感や歯ごたえがある一方、うらごしタイプのカッテージチーズは滑らかで柔らかい食感を持っています。
どちらのタイプが良いかはその人の好みによります。また活用する料理の用途により使い分けすると良さそうです。
原材料の違いはあるの？
牛乳とレモンまたは酢を使って作られるカッテージチーズは、粒タイプもうらごしタイプも製造方法が違うだけで、原材料の違いはありません。
基本的に牛乳をレモンなどで乳脂肪分を取りのぞいた脱脂乳が原材料になりますが、製品として販売されている物には塩・保存料などが含まれている場合があります。
風味や食感の違いは？
粒タイプのカッテージチーズは、小さなチーズの粒状の塊が特徴です。
これは、カッテージチーズの凝乳を切って作られるためです。
凝乳は酸や酵素の作用によって固められてから粒状に切断されます。
粒タイプのカッテージチーズは、見た目にも粒が残っており、食感がややザラザラしています。
食感のイメージとしては、木綿豆腐を絞って水気を切ったもの、またはおからを食べた時の食感に似ています。
対してうらごしタイプのカッテージチーズは、粒タイプのカッテージチーズを更に裏ごし加工して作られます。
通常、粗いフィルターや裏ごし器を使用して、チーズの粒を取り除きます。
結果として得られるチーズは、粒がなく滑らかでクリーミーな食感なので味のないクリームチーズを食べたような感じです。
カッテージチーズの代用品
カッテージチーズは高たんぱく低脂肪のヘルシーな食材なので、ダイエット目的でさまざまな食材の代用として活用することが出来ます。
粒タイプの物は挽き肉と食感が似ているので挽き肉の代わりにカッテージチーズを使えばより健康的な食事にすることが出来ます。
またうらごしタイプなら高脂肪のクリームチーズの代用として使う事で、こちらも健康的な食事になり併せてダイエットの強い味方にもなります。
ダイエットをしている方はカッテージチーズをどんどん活用しましょう。
カッテージチーズの弱点
カッテージチーズは低脂肪・高たんぱくで理想的な食材なのですが、熟成させないフレッシュチーズなので水分も多く含まれていて熟成したチーズと比べて品質が落ちやすく、賞味期限が短いという弱点があります。
賞味期限が短いので普段あまりカッテージチーズを活用しない方が市販のカッテージチーズを購入する場合は、なるべく量の少ない物を選ぶようにしましょう。
カッテージチーズ粒タイプを使った料理
ここではカッテージチーズの粒タイプを活用した料理をいくつかご紹介します。
アツアツのピザに乗せる
粒タイプのカッテージチーズはピザに乗せても美味しく食べられます。
通常のチーズの分量を減らし、カッテージチーズに置き換える事でカロリーを落とすことが出来ます。
サラダに入れる
カッテージチーズはローファットな食材で味もないので、サラダに入れてドレッシングを掛けて食べれば味の邪魔をせずに、サラダのみを食べるよりも満腹感を得ることが出来ます。
餃子の餡に使う
挽き肉に近い食感を持つ粒タイプのカッテージチーズは、挽き肉の代わりに餃子の餡に使う事でヘルシーな餃子を作ることが出来ます。全部でなくても1/3程度置き換えるだけでもカロリーを落とせますので是非やってみましょう。
カッテージチーズうらごしタイプを使った料理
ここではカッテージチーズのうらごしタイプを活用した料理をいくつかご紹介します。
チーズケーキに使う
クリームチーズの代わりにうらごしタイプのカッテージチーズを使えばチーズケーキのカロリーを落とせます。
コクが足りないと感じる場合はクリームチーズの1/2位をカッテージチーズに置き換えてみましょう。
ディップに使う
うらごしタイプのカッテージチーズに好みの食材や細かく刻んだ野菜などを加え、塩やマヨネーズなどで味を整えてディップソースを作り、ポテトや野菜などに付けて食べたり、パンやクラッカーなどに乗せて食べると美味しく食べられます。
カッテージチーズ粒タイプとうらごしタイプの違いのまとめ
いかがでしたか、カッテージチーズは粒タイプの物とうらごしタイプの物がある事をお分かりいただけたかと思います。
どちらのカッテージチーズも原材料は同じで、ローファットで味のない食材なので、様々な料理に活用出来ます。
用途に合わせて粒タイプ、うらごしタイプを使い分けしましょう。
健康的な食材でダイエットにもつながるのでカッテージチーズをどんどん活用しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
